2012年06月09日
誤解されているオール電化
まもなく節電が必要な夏がやってきます。
オール電化についても誤解されている部分もあると思います。
節電時代にオール電化なんてあり得ないというのは「今、やるべき節電」を誤解
していると言っても良いでしょう。
まずは「今、やるべき節電」について、考えてみましょう。
節電には2種類あります。
A.緊急節電 「停電回避のための節電」
B.普通の節電 「省エネ・省CO2のための節電」
この夏にやるべき節電は、停電を回避するための「緊急節電」です。
「緊急節電」は普通の節電とは異なり、『ピーク時の最大電力を減らす』ことが
大切です。
夏のピーク時間は14時ころ、このピーク時間の電気使用量を減らすことが、
「緊急節電」の最大の目的です。
ですから『夜間や休みの日も節電しなければならない』とか『1日中とにかく
我慢して、電気の使用を抑えなければならない』というのは誤解です。
オール電化にすると、家庭でも最もエネルギーを使う給湯をエコキュートに
切り替えるため、電気の使用量が増える傾向になるのは確かです。
ただし、エコキュートが稼働するのは基本的に深夜のみですから、『ピーク
時の最大電力』を増やすことにはつながりません。
また、オール電化向け電気料金メニューは、元々、お昼の電気料金を高くし、
深夜を割安にすることで、お昼の電気使用量を抑制する効果があります。
「オール電化は緊急節電に逆行する」というのは、完全に誤解と言い切っても
良いと思います。
オール電化についても誤解されている部分もあると思います。
節電時代にオール電化なんてあり得ないというのは「今、やるべき節電」を誤解
していると言っても良いでしょう。
まずは「今、やるべき節電」について、考えてみましょう。
節電には2種類あります。
A.緊急節電 「停電回避のための節電」
B.普通の節電 「省エネ・省CO2のための節電」
この夏にやるべき節電は、停電を回避するための「緊急節電」です。
「緊急節電」は普通の節電とは異なり、『ピーク時の最大電力を減らす』ことが
大切です。
夏のピーク時間は14時ころ、このピーク時間の電気使用量を減らすことが、
「緊急節電」の最大の目的です。
ですから『夜間や休みの日も節電しなければならない』とか『1日中とにかく
我慢して、電気の使用を抑えなければならない』というのは誤解です。
オール電化にすると、家庭でも最もエネルギーを使う給湯をエコキュートに
切り替えるため、電気の使用量が増える傾向になるのは確かです。
ただし、エコキュートが稼働するのは基本的に深夜のみですから、『ピーク
時の最大電力』を増やすことにはつながりません。
また、オール電化向け電気料金メニューは、元々、お昼の電気料金を高くし、
深夜を割安にすることで、お昼の電気使用量を抑制する効果があります。
「オール電化は緊急節電に逆行する」というのは、完全に誤解と言い切っても
良いと思います。